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東京都療養型病院研究会主催 事例発表会で発表しました【回心堂病院・ロイヤル病院】

平成23年2月5日、東医健保会館において、
東京都療養型病院研究会主催による事例発表会が開催され、
医療法人社団回心会は、2病院で3席の演目発表を行いました。

【回心堂病院発表①】


当院病院において拘縮の強い患者の割合は高く皮膚トラブルが多く見られております。特に通気性が悪くなってしまう腋窩は、夏場になると発赤、臭い等のトラブルが目立ち、亀裂や剥離ができやすくなっておりました。トラブルを軽減する為、強酸性衛生水を3倍に薄め脇浴を行い、タオルを挟んで対応しているが、改善と悪化を繰り返しております。そこで脇に挟むものを工夫することで、トラブルの改善につながるのではないかと考え、使用した結果を報告しました。




【回心堂病院発表②】


回心堂病院皮膚トラブル創意工夫
私たちは日常生活を送る中で1日何度も手を洗うこができまする。しかし患者様は、脳梗塞の後遺症や廃用症候群などにより身体の自由を奪われ自分で手を洗うことができません。私たち援助者も患者様の手浴を一日に何度も行うことはできず、特に間節拘縮患者の手指湿潤、臭気、白癬症状を繰り返すなど皮膚清潔保持は困難なのが現状です。そこで少しでも改善しようと殺菌作用があるといわれる緑茶での手指の洗浄、手指の密着を防ぐ為のオリジナルにぎり棒の工夫に取組んだ結果を報告しました。




【ロイヤル病院発表】

ST介入による摂食・嚥下学習会における介護職の理解度の変化
当院の入院患者様は脳血管疾患・認知症・加齢といった誤嚥リスクの高い患者様が多く、食事介助において誤嚥を早期発見できるよう摂食・嚥下の知識が必要となってきています。しかし、嚥下機能についての共通認識が十分ではなく、誤嚥を起こさないためにも知識の向上が必要であると感じました。そこで、今回言語聴覚士(ST)による学習会を企画し、介護職の摂食・嚥下に関する理解度の変化から、教育の方向性が示唆されましたのでその内容を報告しました。




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